台北ぶらりMRTの旅第三回は、チケットの買い方とICカードのチャージの仕方。そしてMRT構内の設備についてです。では、さっそく行きましょう。
乗車券の買い方
駅構内に入ったら、この機械を探してください。
そして券売機の上に掲示されている路線図から行先と金額を確認したら、タッチパネルの右下の青くて丸い「トークン」のボタンを押してください。(画像が粗くてすみません。後日差し替え予定です。)
そうすると下の画面になりますので、先ほど確認した金額の所を押してください。トークン(青い円形のプラスチック)が出て来ます。1人で買うならこれでOKです。もし同行の1名も一緒に購入であれば下にある2の所をタッチすれば2人分一緒に買えますよ。
ICカードのチャージの仕方と取り扱い
ICカードは台北ぶらりMRTの旅 ②乗車料金はいくら?お得なチケット?どれを選んだらいい?でも触れましたが、自動改札横の有人ブースで購入してください。
次にチャージ出来る場所ですが、台湾のコンビニエンスストアと台北はじめMRT及び鉄道各社のチケット売り場でチャージ出来ます。
MRTは残高がNT$2~3など少額であれば、次回利用時までにチャージしておけば、その金額から相殺されます。ですので時間が無くて急いでいる時や、降りる時になってはじめて残高が不足している事に気づいたとしても、一度改札を出てからチャージすれば不足分はそこから相殺されるシステムです。
ではチャージはどうするのか、実際に動画を撮りましたのでご覧ください。
お気づきかと思いますが、下に日本語と表示されてまして、そこをタッチするとここは台湾ですか?と思うほど流暢な日本語でガイダンスが流れます。
また投入金額ですが、小銭投入口があれば入れて構いません。私は先日NT$200チャージしたばかりでしたので、この時はお札ではなく、NT$20だけチャージしました。
残念ながらお釣りは出ませんので、有人ブースでICカードと紙幣を差し出して、いくらチャージしたいか伝えてください。
余分にチャージしておけばバスやコンビニなどの支払いで使えますが、それでも一度にNT$1000もチャージする事はあまりないと思いますので、この方法がおススメです。
先ほど書きましたコンビニでのチャージも、幾らチャージするか聞かれますので、同じようにしてください。
改札への入場と退出
入場は自動改札で行います。下に黄色い線が引いてありますが、そのエリアから先は飲食共に禁止です。もちろん水も飲めません。見つかると罰金を徴収されます。
赤い✖印の所は入場出来ません。黄色い矢印の所から入場します。
トークン・ICカード共に、そのイラストが書いてある所にかざせば改札が開きます。
それでは次は退出の方法です。
トークンは投入口に入れてください。すると回収され、改札が開きます。
ICカードの場合は、手前にICと書いてありますので、そこにかざしてください。
MRT構内の設備について
MRT駅構内には券売機の他に様々なものがあります。
飲水機は必ずありますので、喉が渇いた人はそのお水を持参している水筒に入れて飲みましょう。水筒がない人はコンビニまでの辛抱です。
有人ブースは2種類あって、改札横の大型のものと、写真左下のように小さなブースとがあります。ひと駅に幾つかブースが設けられていますが、すべてに人がいる訳ではないので、用事がある時は面倒でも人がいる所まで行ってください。
有人ブースの前あたりにICカードのチャージや利用金額などの履歴が見られる端末が一台あります。もし履歴が見たい人はカードをここにかざしてみてください。
お手洗いは万国共通のマークが表示してあるので、とてもわかりやすいです。
ほとんどが改札外に設置されていますが、駅によって改札中に設置されていることがあります。
ゴミ箱も適宜清掃が行われていて、とてもきれいです。間違っても家庭ごみを捨てないようにしましょう。(我々外国人で、駅のゴミ箱ではないですが、路上のごみ箱に家庭ごみを捨てようとして罰金切符を切られた人を何人か知っています。)
そして台北MRTが素晴らしいのは、各駅に必ず國泰世華銀行のATMが設置されている事です。
そして各駅にかならず無料の充電スポットと、Wifiスポットが設置されています。
現地の携帯会社とまだ契約していなかった頃は、このWifiスポットによく助けられました。スマホでいろいろ検索していると、すぐに充電がなくなってしまうので、ここで充電させてもらっていました。
※みんなが気持ちよく使えるように、長時間の利用は避けましょう。
※混雑時は譲り合ってご利用ください。
台湾の人たちは親日家の人たちがとても多く、服装や話し声で日本人だと敏感に気付きます。
日本人はきちんと列に並び、マナーがあって、綺麗好きなど、良い印象しか持たれていません。そのイメージを損なわないよう、マナーを守って楽しい滞在にしてくださいね。
最後に、台北MRT駅構内の壁をよく見ると、各駅ごとにその土地の伝統文化を紹介したイラストや年表が大きく掲示されています。観光前や後に、ぜひそういった所も見てみてください。