こんにちは、マリアです。
今日は台湾で気を付けて欲しいことの後編です。
私はこれまで台北市と新北市をメインに暮らして来ました。台湾には4年間住んでいて、台南へは一人旅もしましたが、治安は比較的良い方だと思います。
ですが、言葉も習慣も異なる外国ですので、ちょっとした気の緩みから嫌な思いをしなよう、ほんの少しだけ注意して欲しいことを書きます。
車とバイクに注意しましょう。
台北を歩いていると、人が一人通れるぐらいの小道の横を通ることがあります。通りの奥を覗いて見ると、薄暗いのですが家が何軒も建っていたりします。
慣れない場所を地図を片手に前を向いて歩いていると気が付かない事も多いのですが、この狭い所からバイクが飛び出してくることがよくあります。
台湾では基本的に車優先です。日本とは違います。
裏路地から出てくる時でさえバイクは一時停止なんてしません。通りを歩く時はそれがどんなに細くても、道があればバイクが飛び出してくると思って、確認してから渡るようにしましょう。
車も同様です。大きな交差点で右左折の車は、車優先の感覚でいますので道を渡るときは必ず注意してください。
ときどき道を譲ってくれる車もありますが、まだまだ数が少ないです。
語学学校には2年ちょっと通っていましたが、そのうち何人かが「歩いてたら車にぶつけられた」と言って足をびっこひいたり、松葉づえをついて登校していたのを知っています。
私は日本にいた時から、道を渡るときはドライバーさんの目を見て「渡りますよ」とやる習慣がありますので、幸い何も無く過ごせています。
龍山寺へは夜間1人で行かないようにしましょう
これは2015年に台湾一人旅で行ったときに、古くからの友人に忠告されたものです。その時は何年ぶりかでみんなと再会し、楽しく食事をしたのですが、気づけば20時。友人たちがその後の私の予定を聞くので「昼間龍山寺へ行って楽しかったので、いまからまた行くつもり」と言いうと、止められました。危ないからホテルに戻って休んでください。と忠告されました。
その年に留学で台北に住み始めたのですが、その頃知り合った男の子から聞いた話だと、龍山寺周辺には身体を売る商売の女性がいるので、夜遅くに女性が一人で行くべきではないとの事でした。
夜市もあって人通りが多く賑やかなのですが、なかにはディープなお店もあるようですので、特に女性の夜間一人歩きは避けた方が良さそうです。
5.人混みではカバンはたすき掛けにして前に持ちましょう。
日本でもそうですが、人混みではカバンは前に持つようにしてください。私も九份 Jiǔ fènには一度行きましたが、週末ともなると簡単には前に進めないほどの観光客でいっぱいです。
6.よくわからない人にはついて行かない!
台湾の人はとても親切です。迷子になって道を聞けば、例え道を知らなくてもGoogleで調べてでも教えてくれます。ですが中にはステレオタイプのイメージを持っている人達もいますので注意が必要です。
台湾では日本製の成人向けビデオのモザイクが入っていないものが簡単に手に入るそうで、その影響で日本人女性はみんなそうだと思い込んでいる男性もいるようです。
日本人みんながそういったものを普段から見ていると信じ込んでいる人もいて、親しい友人たちから聞かれた事もあって、その度に嫌な気持ちになりました。
また、ここ台湾は日本のセクシー女優さんがふつうにアイドル扱いされる珍しい場所です。
私が留学に来てすぐの頃、某セクシー女優さんの写真入りICカード乗車券が発売されることになり、それにはさすがに保護者達からクレームが出て、連日マスメディアで取り上げられる騒ぎになりました。たしか結局発売されたと思いますが……。
台湾の人たちは普段LINEで連絡を取り合うのが大好きです。連絡先を交換すると何時間もLINEが続いたりする事もよくあります。
そして台湾の人たちは基本的に、日本人には親切です。
ですが、相手がどんな人かもよくわからないうちは、付いて行かないようにしましょう。
以上、日本で生活するのと変わらないような内容もありますが、少しの気の緩みから事件に巻き込まれることの無いように、みなさんにはぜひ楽しい台湾旅行、楽しい台湾生活を過ごして頂きたいと思います。