全台湾の部屋探しができるサイト591の見方~最終回~

台湾の住

 

全台湾の部屋探しができるサイト591の見方の最終回です。

下の写真を使って説明します。

591の見方

 

9,800元

というのは一か月の家賃です。台湾ではまとめて現金で払うのが一般的です。

例えば短期で3か月しか契約しないのであれば、預け金二か月と家賃三か月の合計五か月を最初に請求されるでしょう。

 

一年契約であれば大家さんによりますが、半年前払いや一年前払いもあり得ます。大家さんから言われますので、それに従うか相談してください。

 

含第四台/網路

ケーブルテレビ代とネット代がこの金額に含まれる事を意味しています。

台湾は水道代が安く電気代が高いと言われています。

 

台北やその中心部の物件は、家賃にネットと水道代が含まれている事が多いです。

(他の地域は住んだことがないのでわかりません。いま住んでいる所は新北市で別荘タイプのためか、ほとんどの大家さんが水道と電気代を別で設定しています。)

 

いずれにしても電気代は別途計算される事がほとんどです。たいてい各部屋の電気メーターが一か所に設置してあるので、大家さんがチェックしています。

 

電気代の支払い方法は大家さんによって違って、毎月だったり、まとめてだったりするので確認してください。

 

計算方法も大家さんによってまちまちです。

・エアコン代だけ請求します。

・電気会社から来た金額のまま請求します。

の何れかを言われますので、要チェックです。

 

電気会社の設定で、冬は安く夏は高く設定されています。ですから我々が怖いのは夏の電気代です。部屋に暖房がある物件自体が少ないので、冬は普通に使っていれば電気代は安いはずです。

 

電気会社の請求のまま払った場合ですが、夏に一か月ほぼ毎日家にいてエアコンを使いっぱなしにしていると700元ぐらいすぐに行きますので、家賃の他の出費として準備しておく必要があります。

 

私はエアコン代をケチって扇風機でしのいでいたため、具合が悪くなった事があります。健康のためみなさん、どうぞエアコン代はケチらないでください。

お水はどうする?

物件情報には書いていない事もありますが、建物内に飲水機があるかどうかも必ず確認しましょう。台湾の水道水は飲めませんので、飲水機がない場合はお水を沸かして飲むか、買ってきて飲む他ありません。

飲水機はひとつのアピールポイントでもありますので、備え付けている物件であればどこかに書いているオーナーさんも多いです。(書いていなくても内見の時に見たら備え付けられていた事もありましたので、確認しましょう。)

 

樓層

何階建ての建物の何階の部屋かがここでわかります。この場合、3階建ての1階です。

 

その物件でほんとにいいの?

ときどき掘り出し物の素晴らしい物件を遂に見つけた!と思う事があります。

それでよくよく見ると頂樓加蓋と書いてあったりします。

これは何かといいますと、昔の刑事ドラマの刑事が住んでいたような部屋のこと。

日本語でいうとペントハウスを意味します。

 

ただ台湾では建築基準が日本とは違いますし、いちばん上の部屋だから暑いのでは?という人もいます。

 

もしあなたが内見して、しっかりした造りで問題ないと思えれば契約するのもありだと思います。

 

下の丸い囲みの下に名前が書かれています。それが大家さんの名前です。

名前の横にかっこ書きで屋主、代理、仲介と書いてあるはずです。

 

屋主

大家さん

 

代理

オーナーの代理人の意味です。オーナーが年配の方でネットをうまく使いこなせないなどで知り合いの方が代理登録されている事があります。もしくは代理人と書いている仲介業者の事もあります。

 

仲介

書いてある通り仲介業者です。たいていの場合、仲介料金が発生しますが、時々仲介料金不要のものもあります。内見した事はありますが、結局好みの物件ではなかった為、私は利用したことがないのでわかりません。

 

もし仲介業者が出している物件であれば、その近くに仲介と書いています。

 

ときどきカッコの中に屋主聲明:仲介勿擾と書かれてますが、仲介業者お断りの意味です。

 

掲載者の名前の横に先生とあれば男性、小姐とあれば女性です。

先生と小姐は未婚、既婚関係なく使えます。

 

なんか変だぞ台湾での名前の呼び方

台湾ではお友達を呼ぶときは呼び捨てにするのが親しみを込めている意味らしいのですが、自分の名前を名乗るときは先生か小姐を付けます。「我是〇〇先生/小姐」というのが正式なのです。日本とは逆です。

 

媽媽と書いている人もいます。

媽媽というのは、ママ、すなわちお母さんの意味です。既婚でお子さんがいても小姐と書く人がいるのに、なぜ媽媽と書くのでしょうか?少しアクが強そうな匂いがします。

 

私の体験談でしかありませんが、媽媽と書いている人の部屋を一度だけ借りた事があるのです。その後、大変な目に遭いました。

それ以来、媽媽と書いている大家さんは少し警戒するようになりました。

今の部屋の近所に沢山部屋を所有しているオーナーさんがいて、その人も媽媽と書いていて、よく借り手を募集していますが、ちょっと変わり者のようです。

 

あくまでも私ひとりの体験談でしかありませんので、素敵な媽媽もいると思います。もし素敵な媽媽の物件を借りたという体験談があればぜひお聞かせください。

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