台湾での住居に関して、これまでに台北国際学舎と591の部屋探しを中心に紹介して来ましたが、あなたがもし進学で台湾に来るのならまた別の選択肢がありますので、今日はそのあたりを書いて行きたいと思います。

台湾の大学にも学生寮がありますので、大学によっては寮を提供しています。
輔大で寮に住める条件として、台北より遠い所から通っている台湾人学生の他、外国から来ている学生と定められているので、私たち外国人も申し込めば優先的に入居できるのです。
ただし、輔大の女子寮で1人部屋に住めるのは職員だけです。また建物は古く、ミッキー・ミニーちゃん(ネズミです)や、真っ黒いあいつと遭遇する事もあるようです。
大学の方でも何か考えたのか、昨年から巨大な寮を新しく建てていますので、そちらの環境次第では申請して引っ越すのもありかなと個人的に思っています。
マリアが熟知しているのは2校だけ
私が通っていたのが輔大の他は文大だけなので、他は詳しくないのですが、文大の本校は陽明山にあって、外国人の正規留学生の場合、申請すればはそこの寮に住めると思います。
ですが中国語を学ぶ場合でしたら大安の分校に通うことになり、残念ながらそこに寮はありません。
その代わりホームステイと宿泊施設の紹介サービスを行っています。
料金は591で探して自分で借りる場合と比べると少し割高になると思います。
またホームステイは数か月という期間限定ですので、半年以上滞在するのでしたら最終的には自分で部屋を探す事になります。
ではこのサービスのどこがメリットかと言いますと、文大の華語中心の職員さんがあなたの代わりに宿泊先の手配をしてくれますので、部屋を借りる時点で中国語がそれほど上手くなくても大丈夫という点にあります。
ただし、華語中心で部屋を確保するのにはある程度の時間を要します。
さらに宿泊施設に関しては他の語学学校の生徒も宿泊する可能性がありますので、華語中心からの紹介を希望するのでしたら、ホームステイか宿泊施設に滞在するかに関わらず、台湾生活スタートより2~3か月前に文大の華語中心に問い合わせてください。
以前、台北国際学舎に滞在していたときに知り合った人たちは、国立台湾大学、国立師範大と淡江大学と中国文化大学が占めていました。
師範大学の寮に入れるかどうか私は定かではありませんので、師大への語学留学を希望する場合には、寮の事も併せて訪ねてみてください。(多くの生徒が国際学舎にいた事を考えると正規留学生しか入居できないのでは?と思っているのですが、、、。)
政治大学は台北ののどかな所にあるので、もしかしたら輔大同様に寮に住めるかも知れません。他にも台湾国内の各大学に寮があるはずですので、まずは自分に入居資格があるかどうかや、住める場合どんな部屋なのかなど、どんどん問い合わせてみましょう。
大学の寮について
寮は古い建物が多いのではないかと思いますが、気にせず住んでいる人が沢山います。
2段ベッドが二つ入った4人部屋に住むケースも珍しくありません。ですが考え方によってはそこで一生の友人に出会えるかも知れません。
そうかと思うと台湾人でも、「寮ではみんなはしゃいでいて煩かったから一年で外に部屋を借りた」という人もいますし、住環境へのこだわりや許容範囲は人それぞれ違うので、それが良いかどうか私には何とも言えません。
ちなみにどこの学生寮も一か月2千元程度から住めるはずですので、それを含めて考慮してみる価値はあると思います。
以上、台湾への語学留学・留学を検討中のあなたの参考になれば嬉しいです。
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文大の住居に関するページ (※住居紹介サービスを参照してください)