台湾正規留学・本科留学での苦労と乗り越え方:前編

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輔仁大学の教室

 

こんにちは、学部3回生に無事進級できたマリアです。

台湾に限らず、異国での留学というのはなかなかつらい事も多いようです。

今回は台湾へ正規留学・本科留学で来た私が直面した苦労とどのように乗り越えて来たかをお話します。

 

ただ、苦労の度合いは個人の感じ方で随分と変わって来ますので、前編では私の当時の中国語レベルと、私が進学した大学のレベル、当時私が体験した事などをいつものような感じで綴って行きます。

 

私の中国語レベル

私は2015年に中国文化大学の華語中心に入学し、2年3か月かけて中国語を基礎から学びました。

 

台湾の大学内に併設された語学学校では、一部をのぞき、ほとんどの所で台湾師範大学出版が出しているテキストを使って学習します。

 

このテキストは新版が出ていますが、私たちの頃は旧版を使用し、テキストは1から5までのレベルがありました。

 

輔仁大学に合格が決まった頃の私は、最も上級の5冊目テキストも終えてしまったので、最後は中国文化大学で独自に開校している主題討論というクラスを取っていました。

 

これはテーマディスカッションのクラスで、いくつかのテーマがあるのですが、開校時期によって選べるものが決まってきます。

 

私達の時は文化大のテキストに加えて、毎回誰かが台湾の新聞記事からひとつ選んで、みんなの前で発表するという授業スタイルでした。(これは先生の方針によっても多少変わって来るようです。)

 

また中国文化大学の授業は通常3時間なのですが、中級クラスからは基礎2時間にプラスして選択授業1時間を受ける事になっています。この選択授業も開校時期によって選べるものが変わって来ます。

 

私は2年3か月の間で、師範大学のテキスト1(初級)~5(上級)の学習を終え、選択授業では、テレビドラマ、歌、ヒアリング、作文、発音、などを取りました。さらに主題討論授業では、新聞記事に関するディスカッション授業を取りました。

 

台湾に来た当初は何を言っているかまったく聞き取れず、基礎レベルの英語でコミュニケーションを取っていましたが、一年ぐらいたったある時、台湾人が話す中国語の会話がすんなり耳に入って来ている事に気づきました

 

大学進学直前は、台湾人と何時間話しても会話が途切れない程にまで達していたのです。

 

2年3か月たった、その頃の私は、今から考えると少し自惚れていて、もうじゅうぶんに中国語を勉強したし、日本より台湾の大学の方が卒業も楽なんじゃないかなんて、ちょっと甘い考えも持っていたのです。

 

自惚れは根拠のない自信に繋がって、時として功を奏します。

ですが裏を返すとその自惚れと自信を失いかけた時に、急に不安になったり、そこから逃げ出したいと思うようになります。

 

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私が台湾で中国語学部を選ばなかった理由

台湾の大学に入るなら中国語学科を選ぶのがいちばん良いと思います。

現に近年では、国立師範大学という学歴ロンダリングをする人にとっては最適な台湾の国立大学で、外国人だけに新しく開いた中国語教師養成学科が存在します。

 

私もそこに入ろうか考えたのですが、卒業が楽だから入るのか、学びたいことを学ぶのか、よくよく考えた時に、私の場合は、中国語教師になろうとは思っていませんでしたし、あと4年間お金を払って中国語を学ぶのは違うと思いました。

 

それに中国語の部分でいえば、自分はもうかなり上級のレベルに達しているので、大学に入って台湾人に囲まれて過ごせば、中国語も忘れずに済むぐらいにしか思っていませんでした。

 

輔仁大学に合格してからの先生達の反応

輔仁大学に入ろうと決めてからは、その一校、二学部しか書類申請しませんでした。落ちたらいさぎよく日本に帰ろうという気持ちで書類を送りました。

 

その頃まだ中国文化大学に通っていて、輔仁大学に無事合格したのは良かったのですが、文化大でまだ中国語の授業を受けていたので、そちらを途中で退学しなければなりませんでした。

そこで、文化大で授業を受け持ってくださっていた先生に、輔仁大学に合格したことと、最後まで登校できないことを伝えました。

 

その時の先生は主題新聞討論の授業の先生で、国立師範大学の語学教育センターでも中国語を教えているキャリアの長い先生でした。

 

私が輔仁に進学する事になったと報告すると、先生はいつも以上に真剣な顔で、こういいました。

 

「輔仁大学は良い大学だよ。

台湾の大学では一年生で必ず国語の授業があって、君は台湾人と一緒にそれを受けなければいけない。それは君にとってものすごく大変な事だよ。

それもふつうの国語じゃない。中国の歴史の古いものをやるからね。台湾人にだって大変な事なんだ。君はもっと大変だよ。

師大の出版社か、そうでなければ台湾人の知り合いはいるかい?誰でもいいから聞いて、今からすぐ台湾の中学生の3年分の国語のテキストを勉強しなさい。

もしも君が受かったのが他の私立大学ならこんな事はいわないよ。

輔仁大学だからいうんだ。」

 

そこで少し怖くなって来ました。

その頃の私は、台湾の大学のレベルがあまり良くわかっていなかったのです。

 

以前作文の授業でお世話になった先生にたまたま会ったので、相談してみました。

「先生、〇〇先生にこう言われたんだけど、大学で勉強するのってやっぱり大変?」

 

先生はこういいました。

「マリアは何学部に行くの?

そりゃあ専門用語もたくさん出てくるし、語学学校とは違うんだから、用語がわからないからって、手を挙げた所で他にもたくさん生徒いるんだし、いちいち教えてなんかくれないわよ。

輔仁大学に行くと、▲▲に輔仁大学出版というのがあるから、前もって先生に授業で使うテキストを聞いて、そこで買って、いまから予習しなさい。」

 

ずいぶん詳しいんだなと思って、先生なんでそんな事まで知ってるの?と尋ねると、「だってわたし、輔仁大学の卒業生だからね」と教えてくれました。

 

文化大の学内には、2年3か月の間にお世話になった先生が大勢いたので、会う度にお別れの挨拶をしていたら、他の先生方にも「輔仁は良い大学よ。合格したの?!おめでとう!!私も嬉しいわ。頑張ってね!!」といわれました。

 

まだその頃は、合格した嬉しさで、やれば出来るでしょぐらいにしか思っていませんでした。

 

輔仁大学を卒業して活躍する人たち

大学への申請準備をしていた時にひとつ収穫がありました。

5冊目の上級クラスぐらいになると、他にも大学や大学院進学を目指しているクラスメイトがいる事がわかり、少し楽しくなってきます。

 

そして当時の担任の先生も輔仁大学の学部卒後に東呉大学の院を卒業した人だとわかり、より親近感を覚えました。

 

当時はベトナム人のクラスメイトが2人いて、一人は輔仁と東呉の両方に合格したけど、どちらに決めようか迷っていました。

担任の先生は「私はどっちも知ってるけど、輔仁の方が好きよ」とアドバイスしていました。でも彼女は結局、東呉に決めたのですが、、、。

 

輔仁大学は美女が多いという噂がある事を後で知ったのですが、その先生がまさに輔大美女のひとりで、生徒のどんな質問にも笑顔を絶やさず、話し方は常に温和で、外見も美しい人でした。

 

その後も、輔大卒で他の大学職員として活躍している方や、日系企業で活躍している方達と知り合う機会が増えて行きました。

 

 

大学に入ったら台湾人のクラスメイトが沢山できるな。

大学生活ってどんな感じだろう?

美女にたくさん会えるかな?

 

少し不安も感じながら、それでも期待の方が上回っていました。

でも、実際はなかなか大変な二年間でしたよ。

 

前倒しで課題を作らないと締め切りに間に合わないので、お話は後編につづきます。m(_ _)m

 

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