台湾で台北以外に住むすすめ

台湾基本情報

ブログ読者のみなさん、こんばんはマリアです。

いま私は頭痛と闘いながらこのブログを書いています。

 

マリアは日本にいるとき、花粉症持ちでよく原因不明で頭が痛くなる体質でした。

 

そうはいっても、台湾には日本のようなスギ花粉はないので、ずいぶん楽だったのですが、原因不明の頭痛になる頻度は年々増えています。

 

私は台北に住み始めてから今年で6年目に入ります。

 

単純計算しても、台湾に来てから6歳年齢を重ねた事がわかります。

なんで頭痛くなるんだろ。年にはかなわないのかなあ。はぁ、、、。と思っていましたが、人間ってそんなに急に老いるものなのでしょうか?

 

体調が悪くなる時期がだいたい一緒

あまりにも頻繁に頭痛になるので、マリアは考えてみました。

 

体調が悪くなるのっていつも同じ時期なんですよね。

 

8月から9月頃になると熱中症になったり、しょちゅう頭痛で苦しんだりします。

 

頭痛と台風の関係

海外で一人暮らししていて、しょっちゅう原因不明の頭痛になると、すごく怖くなります。

 

語学学生では定期健康診断を受けるチャンスもないですし。

 

健康診断を受けなければならないのは、居留資格(ARC)を取得するための簡易検査、もしくは、正規大学生になった人が、大学で受ける新入生健康診断ぐらいです。

 

それもせいぜい胸部レントゲンや血圧などで、毎年行うものではありません。

まして頭痛の原因まではわかりません。

 

台湾で熱中症になり救急車を呼んだ後で、一度MRI検査を受けた事はありましたが、その時も異常なしでした。

 

幼いころから頭痛持ちだったので、これまでに何度も脳波をとったりCTやMRI検査を受けて来ましたが、いつも異常なし。これはとっても良いことなのです!

 

でも、なぜ頻繁に頭痛に遭うのでしょうか。

 

もしかして台風と関係があるのかも?と、そのうち、少しずつ考えるようになりました、、、。

 

台北は雨が多い

台北人、別の地域から台北に来て住んでいる台湾人とお天気の話をしていると、彼らが外国人の私に必ずいう事があります。

 

それは、「台北は雨が多い」です。

 

これには台北で生まれ育った台北人でもうんざりしているようで、冬になるとしょっちゅう雨が降る事に加え、2週間連続で雨なんて事もあります。

 

こうなると洗濯物が乾かないし、借りている家に乾燥機もなければ、近所にコインランドリーがない事もふつうにあるので、台北の冬はほんとうに嫌になります。

 

そして夏は夏で台風が来るし、南国特有のスコールも頻繁にあります。

 

台北は一年を通して湿気が多く、じめじめしていて、カビもすごいのです。

 

膝に爆弾を抱えている人も多い

語学学校時代に出会った先生方は、そこまで年配の方は多くなかったのですが、大学には年配の先生もいらして、膝が悪くてタクシーに乗って登校し、歩行も困難な先生や、同じく歩行が大変で、定年を延長せず退職を決断された教授を知っています。

 

お二人とも、ベテランで知識が豊富で、人格共にとても素晴らしい先生です。

 

特に教授の方は、退職されなければ3年後期や4年次でも教えていただける機会があったのですが、先生が延長を希望されなかった為、もう教えを乞う事も出来なくなりました。とても残念でなりません。

 

日本では、高齢になってからも登山を楽しむ方が大勢いらっしゃるイメージがあったので、台湾の人達はなぜ足が悪くなるのだろうと不思議に思っていました。

 

頭痛ーるというアプリを使ってわかったこと

あまりにも頻繁に頭が痛くなるので、ネットでいろいろ調べた結果、これはもしかして気象病なのではないかと疑うようになりました。

 

そこで自分の症状をチェックするために頭痛ーるというアプリをインストールして使うようになってから、2年ぐらい経ちます。

 

このアプリは海外にはまだ対応していないので、台北からいちばん近い沖縄の八重山地方に住んでいるという設定にしています。

 

無料と有料のプランがありますが、無料でも気圧の変化などから頭痛が起きそうな時間帯を表示してくれるので、自分の頭痛の原因を知る事が出来ます。

 

私が利用しているのは無料プランですし、住んでいる地域も違うためか、私の頭痛の原因がこのアプリと100%一致しているわけではありません。

 

それでも頭痛の時にアプリを開いてみると、注意マークが出ている確率が高いです。

 

逆に注意マークが出ていても頭痛になっていない事もあるのですが、それは良いことなので気にしません。私としては頭痛の原因がわかれば、それで安心なので、このアプリを利用する価値が十分にあるのです。

 

この頭痛ーるアプリでは、頭痛の原因チェックも出来るのですが、その結果から偏頭痛と緊張型頭痛のミックスではないかと自分では思っています。

 

なぜ、「ないかと思う」という曖昧な表現を使っているかというと、台湾では気象病や気圧の変化の研究がまだメジャーではないらしく、いくら説明しても「天気は関係ない」というお医者様にしか遭遇しないので、偏頭痛や緊張型頭痛という明確な診断が下りていないからです。

 

病院に行っても、いつもよくわからない筋肉の緊張を和らげて痛みを緩和する胃にやさしくない薬をくれるだけです。飲んでいると、胃の調子が悪くなって来るので、頭痛では、もう病院には行かなくなりました。

 

前の晩から酷い頭痛で、起き上がるのも辛いと思って、翌日の昼近くまで横になっていたりする日があるのですが、そんな時は大抵、夕方前になってから落雷と共に雨が降る事に気づきました。

 

長くても頭痛から24時間以内にスコールがやって来ています。

 

夏は本当に辛いです。

 

今の私は大学生の身分で、しかも夏休み中で、バイトの日以外は家でゴロゴロ寝ていられるので、本当に良かったです。

 

これで会社員だったらどんなに辛かったでしょうか、、、。

 

 

お世話になりっぱなしの頭痛ーるのサイトは以下URLからどうぞ
※タイアップ記事ではありません。タイアップ来たら逆に嬉しいぐらいです…。

「頭痛ーる」あなたの頭痛を予報!
『雨の日の朝、きまって調子が悪い…』頭痛ーるは、気圧の変化による頭痛等の気象病が起こりそうな日時の確認が事前にできる健康気象ツールです。

 

すべてに共通するもの

さて話をまとめたいと思います。

 

私の知っている先生方の膝の痛み、そして私の片頭痛、これには湿気と気圧の変化が与える影響が大きいと思います。

 

日本ではそこまで影響がなかったものも、台北に6年も住んでいると身体でその気圧の変化をしっかりと感じるようになりました。

 

台湾に住む人へのすすめ

あるとき台湾人のお友達と、台北の雨の事について話していたら、彼女がこんな事をいいました。

 

台中や台南の人でも、台湾北部の雨や湿気に耐えられない人がいるのよ。

 

仕事で台北に来て住んだのは良いけれど、耐えられずに故郷に帰った同僚が何人かいたとか、そういう話でした。北部と比べてカラッとした天気の所から来た人にとって、台湾北部の気候はけっこう辛いようです。

 

それだけ台湾北部の湿気が多いという事ですね。

 

冒頭から台北といったり、台湾北部と書いたりしていますが、この湿気が多いのは台湾北部です。

 

ここでは、台湾の天気予報で使われる分類を元に台湾北部がどこかを示します。

 

北部地區:基隆市、臺北市、新北市、桃園市、新竹市/縣、苗栗縣
中部地區:臺中市、彰化縣、南投縣、雲林縣、嘉義市/縣
南部地區:台南市/縣、高雄市、屏東縣、澎湖縣
東部地區:宜蘭縣、花蓮縣、臺東縣

 

なかでも、雨が多いのは基隆市、臺北市、新北市です。

 

意外と知られていないかも知れませんが、あの南国沖縄も晴天の確率は一年間通して意外と低いそうなのです。

 

沖縄側に位置する基隆、宜蘭、花蓮も雨がよく降ると台湾人からよく聞きますので、地理的にも納得できます。

 

週末に遊びに行くのでも、台湾人は「あそこは雨が多いから晴れるかな?」という言い方をしてきます。それぐらいお天気が変わりやすく、しょっちゅう雨が降って来る地域のようです。

 

長期滞在の場合、身体に古傷がある人、天気による片頭痛がある人、膝に爆弾を抱えている人、湿気やカビに弱い人は台湾北部は避け、別の地域に住んだ方が楽かも知れませんね。

 

近いうちに台北での湿気対策についても書きます。

それでは、今日は、この辺で!!

 

 

 

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