新莊駅2番出口で台北の歴史的建造物や食べ物を満喫しよう

台湾観光
Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

こんばんは。

当ブログの企画コーナー、台北ぶらりMRTの旅からの続きです。

 

新莊駅2番出口より奥の地域の基本情報を理解したあなたが次に読むのは、実際にどんな物があるかですよね?前の記事をまだ読んでいない方はぜひ新莊~台北の歴史的建造物や食べ物がここに行けばあるを読んで下さいね。

 

 

それではここから先は、写真付きでご案内します。

筆を買うなら専門家が勧めるこのお店

まず最初にご紹介するのは、輔仁大学の中国文学部の先生で、文学の他に中国書法という、中国の伝統的な書道も教えてられている先生がお薦めの筆のお店です。

 

私は幸運にも、今学期この先生の授業をとる事になり、道具をどこで買ったら良いか教えていただきました。

 

先生のお勧めは大安の師大近くのお店か、今回ご紹介する新莊のお店で、新莊のお店の方が若干安いとの事でした。

 

私たち初心者は、100元ちょっとの筆で十分だそうですが、それなりに嗜まれる方は、それなりのものをお選びください。

 

お店の場所は新莊駅の2番出口を出て、駅の前の大通り沿いに桃園方向に歩いて行きます。

すると新泰路という道と交差する所に差し掛かりますので、そこを左に曲がります。

 

この辺りは狭い道を車やバイクがどんどん入って来るので、注意して歩く必要があります。

 

少し歩いていくと、景德路という標識が見えてきますので、そこを右に曲がります。

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

左上方向を見上げると、すぐにお店の大きな看板が見えます。

看板のところまで1分もかかりませんが、お店は看板がある場所の手前の小さなスペースにあるので、気づかないとシャッターが閉まっていると勘違いしそうです。

 

奥まった敷地内にある、古い売店のような店構えの所に、見れば筆などの道具が所狭しと並べられているので、そちらに入ってくださいね。

 

お店には文字を書く用と、絵を描く用、どちらの筆もあります。

墨汁や半紙、なんでも揃っていますので、こちらで揃える事ができます。

 

ただ前回の記事でも書きましたが、この地域は台湾語で話す方が多いです。

私が中国語で話しかけているのに、途中から台湾語で返事をして来たのが、まさにここの店主さんなのです。無事に買い物出来ましたけれど。

 

お店の名前は金龍毛筆です。

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

筆や書道、中国絵画の道具を買うなら金龍毛筆企業社がおススメ

 

店名:金龍毛筆企業社
住所:新莊區景德路211號
電話: 02 2201 4715
営業時間:10:00~21:00
Facebookページ


お次は、いよいよローカルフード情報です。

台湾人でも、知る人ぞ知る懐かしくも美味しいローカルフード

筆や書道道具に興味のない人や、いまは必要ではないという人でも、新莊老街へ行けば美味しいものに出会えます。

 

景德路へ入らず、新泰路を直進していくと、前方に不思議な赤い物が見えて来ます。

ここを左に入ると、新莊老街に到着です。

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

歴史ある時代を感じさせる建物ばかり

 

老街自体が歴史を感じるのですが、通り沿いやその付近には沢山の歴史ある廟が建っています。

 

老街に入って左手にすぐに目に留まるのは、新莊武聖廟です。

Photo byマリアの台湾ダイアリー

ここをどんどん前に進んでいくと、右手に小さな昔ながらの台湾のお菓子を売っているお店があります。

 

お店の名前は、老順香糕餅店です。

(地元の人がひっきりなしにお買い物に来るので、今回はバイクが停まっていない時に写真を撮る事は断念しました!)

Photo byマリアの台湾ダイアリー

ただこのお店、台北人でも、若い人の中には知らない人がいました。

 

このお店は地元の人か、年配の方、お爺さんお婆さんとよくお出かけしていた若い人ぐらいしか知らないのではないかと思います。

 

元祖パイナップルケーキを食べたいならここで買うべし

このお店には、日本人が台湾土産で必ず買うパイナップルケーキとは違った形のパイナップルケーキがあります。

 

じつは、ここで買えるこのタイプのものこそが、もともと台湾で昔から作られていた本来の形のパイナップルケーキなんです。

 

この薄く伸ばされて平べったいのが、オリジナルのパイナップルケーキ(1個12元)です。

いま私たちが食べているのはすべて後から作られたお土産用です。

 

こちらはきらびやかな個包装もなければ、贈答用の箱詰めもされていません。

でも個包装の後ろにちゃんと原材料が書いてあって、その中にパイナップルも書いてあります。

 

買い方は至ってシンプル。

欲しいだけ自分で取って、店員さんに渡してお会計してもらう。ただ、それだけ。

 

台湾では買い物袋は数元かかりますので、袋にお金をかけたくない人は、自分のバッグに入れて持ち帰りましょう。

 

味はちゃんと美味しいパイナップルケーキで、1個ペロッと食べちゃいました。

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

続いてご紹介するのは、台湾の若い人はおそらく知らない鹹光餅です。

お店の入り口で、袋詰めで売られています。

1袋に10個も入って、お値段なんと50元とリーズナブル。

 

鹹光餅は100年以上前からある台湾のパン

 

私は前に台北の若い友人に連れられて、ここのパイナップルケーキや、亀の甲羅の形のお菓子をお土産にと買ってもらったことがあったのですが、台湾の年配の人と新莊老街の話になったとき、この鹹光餅をぜひ買って食べてみるようにと、勧められました。

 

鹹光餅は、100年以上も昔から台湾で作られ続けているパンのようなものなのですが、今は作っている所がほとんどなく、他ではなかなか買えないそうです。

ですからその方は、新莊に用事がある時は必ず鹹光餅を買って食べるのだといっていました。

 

私も実際食べてみました。見た目は硬そうに見えるのですが、口に含んでみると意外と口どけが良いです。

 

味はあえて例えるなら、ミルクパンに似ているのですが、それよりももっと味が主張していなくて、それでもほんのり甘くて、とっても優しくて上品です。

 

それもそのはず。バターも無い時代からのレシピで作っているので、味は至ってシンプルなのだそう。

 

台湾で売られている他のパンのように、原材料が口の中でワーッと主張してくる事は、まずありません。

 

お茶うけに食べるもよし、朝食代わりにミルクと一緒に食べるもよし、この鹹光餅をご飯代わりにおかずと一緒に食べるのも、どんな食べ方をしても美味しいと勧められましたが、私もそう思います。

 

常温で3日、冷凍で7日しか持たないようですので、すぐに食べきれない人は冷凍庫へいれましょう。

 

鹹光餅、右側が10個入りで左側は大きな1個ずつの個包装です。
(個包装の方のお値段は確認忘れちゃいました。)

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

鹹光餅を紹介して下さった方から、こちらのお菓子もおすすめされました。

真ん中は緑豆味です。

 

ちょっと落雁に似ていて、味があっさりしています。が、こちらのお店の物はまだ食べた事がありませんので、次回食レポするか、こちらの記事に追記します。

 

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

それからこちらの小さなお菓子は1個40元ぐらいで、台湾で昔から売られているお饅頭のようなものです。中は緑豆などの豆類を使ったものが多いのですが、甘じょっぱいカレー味もあります。

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

パイナップルケーキとカレー味のお饅頭の大きさを近くにあったパソコンのマウスと並べて撮って見ました。

Photo byマリアの台湾ダイアリー

 

~お願い~
こちらのお店は間口が狭いのと、地元台湾人が通うお店なので、お店に行かれる方は、周りのお客様のご迷惑にならないよう、ぜひ日本人らしく、マナーを守ってお買い物を楽しんでくださいね。

 

最後に、お店情報です。

 

店名:老順香餅店
住所:新北市新莊區新莊路341號
営業時間:9:00~23:00
Facebookページ

 

他にもまだ美味しい物があります。

長くなったので、次回に続きます。

タイトルとURLをコピーしました