こんにちは、マリアです。今回はこの企画をはじめた当初からずっと書こうと思っていたのですが、なかなかまとめ切れなかった場所のひとつO18新莊 xīn 1 zhuāng 1 について、ようやく重い腰を上げて、書きます!
新莊は台北MRTのオレンジラインにある、私が通っている輔仁大学の隣にある駅です。
私がここを訪れたのは輔大に通うよりも、もっと前の事でした。
マリアの趣味は台湾の廟やお寺巡りなのですが、語学学校時代にお付き合いしていた台湾人の元相方(現役の大学院生)が、それを知って廟に連れて行ってくれたのが、新莊を訪れるキッカケでした。
その後は、自分が輔大に入学する事になったので、何か用事があると新莊に行く様になりました。
新莊にあるもの
台北市内には、日本人観光客に人気の観光地がたくさんあります。
たとえば龍山寺でお馴染みの萬華 wàn 4 huá2、そして迪化街や月下老人でお馴染みの北門エリアもあります。
この二つの地域の共通点は、どちらもいまの台湾の人口の大部分を占める、本省人(ほんしょうじん)と呼ばれたり、または閩南人(びんなんじん)と呼ばれる漢民族の人たちが台湾に渡ってきて、早期に住み着き発展させていった、歴史のある古い町という点です。
龍山寺も、北門の縁結びの神様がいらっしゃる台北霞海城隍廟も、台湾では歴史的建造物に指定されていて、じゅうぶんにその歴史を感じる事が出来るのですが、その付近の街並みや建物はかなり現代風に建て替えられています。
新莊には歴史的建造物や食べ物がある
先日近くを通りかかったら、台北霞海城隍廟は工事が終わって外観がとても綺麗になっていました。昔の面影はあまり残っていません。
ところが新莊へ行くと、昔ながらの建物と思われる、本当に歴史のある廟がいくつもあります。
そしてその廟が点在する地域の中心にあるのが、小さな、昔ながらの商店街で、台湾では老街 lǎo jiē と呼ばれている通りです。
さて、ここまで私がご紹介しているのは、2番出口から奥に入って行った一帯のお話なのですが、新莊駅を出た目の前にある幹線道路(中正路)を挟んだ反対側、1番出口側にもいろいろあります。こちらまでは一度に書ききれないので、それはまた別の機会にしたいと思います。
では、新莊老街のお話を続けましょう。
新莊老街とその付近は上級者向けのエリア
先にいってしまうと、ここはあまり、中国語が話せない観光客向けの地域ではありません。
どちらかというと地元の人や、台湾の人が立ち寄る場所なのです。
ですから観光客がどれぐらいいるのかもわかりません。
台湾には、こちらが中国語で話しかけても、習慣的に台湾語で返事をして来る人がるのですが、この地域にもそういった方が一定数います。
意地悪をしてる訳でも、中国語がわからない訳でもなく、こちらの話を理解した上で、反射的に台湾語で返事をしているだけなのです。
ですからあなたが中国語を話せるか、相手が何語で返事をしてきてもひるまない性格であれば、行って見る価値は十分にあります。
新莊老街には、台北の人たちから愛される、美味しいローカルフードが沢山あります。そして食以外で専門家が推薦する、とあるお店があります。
新莊に行く勇気はないけど、どんなものがあるか知りたい人、次に時間見つけてぜったいに行きたいという人、どちらも次の記事で詳細をご紹介します。乞うご期待!