私は台北は大安という高級エリアにビルを構える中国文化大学の分校で中国語を習っていました。名前は中国文化大学 華語中心といいますが、ここでは以後MLC (Mandarin Learning Centerの略)と呼ぶことにします。
読者のY・Wさんから前回、私のブログを読んでMLCに入学を検討しているという、元在校生としてはとても嬉しいメールをいただきました。
Y・Wさんは現在、留学に向けていろいろと準備されているそうで、今回以下のご質問をいただきました。
ではさっそくお答えしましょう。
台湾独自の中国語検定
台湾では国家が行っている中国語検定試験があります。名前は、華語文能力測驗(通称TOCFL:トクフル)と呼ばれるものです。
あなたは台湾で中国語を学んだあと、日本へ帰国する前に、自分の中国語レベルを証明するものを持って帰国したいと思いませんか?
基礎クラスの授業では師範大学の出版部が発行している教科書を使用するのですが、それとは別にMLCで作成したテキスト(小冊子)を使って学習する時間が設けられています。
私たちは授業で学んだ内容を元に、MLCが準備しているサイトにアクセスし、テストを受けなければなりません。
Y・Wさんが質問されているオンラインのテストとは、このTOCFLテストの事を指しています。
サイトは毎週決まった曜日に開放され、一週間以内に宿題を終えなければなりません。
このテストは宿題のひとつに含まれますので、必ず授業時間外に時間を作って行います。リスニングとリーディングの両方の問題があって、テストが終わるとすぐに点数がわかります。
サイトが開いている間は何度でもテストできますので、時間に余裕があるのなら100点をとるまで頑張るのがベストです。
テストは、パソコンとイヤホンさえあればどこでも受けられます。
「先生、家にパソコンがないのでテスト受けられません!!」という子がクラスに必ず1人、2人いるのですが、MLCがある大安のビル地下4階の学習スペースにはパソコンがずらりと並んでいるので、それを使ってテストを受けましょう。
また各学期で必ずパソコンを使ったプレゼンテーションを行う必要が出て来ます。
この出来も成績に大きく影響します。(たしかいちばん下のクラスでは流石にプレゼンはなかったと思いましたが、今度先生に会ったら確認しておきます。)
ほとんどの生徒がパワーポイントでスライドを作成します。ですからその時もパソコンが必要になりますが、データ自体は地下四階の学習スペースで作業すれば良いでしょう。
プレゼン当日は教室にある先生が普段使用しているパソコンを使う事になるので、データはUSBに入れておいてそこに移すか、グーグルドライブを上手く活用するという方法のいずれかになると思います。
また台数は少ないですが、台北市内の私立図書館にも必ずパソコンがありますので、家の近くの図書館の場所を把握しておいて、そこのパソコンを借りるという手もあります。
Y・Wさん参考にされてください。
私の体験談がみなさんのお役に立てれば嬉しいです♪
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