二か月ぶりに台湾発のホラーゲーム還願の記事を書きます。
すいません、だいぶ間が空いてしまいました~。(汗)
「メイシンはどこ?」
還願の中で出てくるセリフ「メイシンはどこ?」
みなさんまだ覚えていますか?
Unique Satellite TV(非凡電視台)が「メイシンはどこ?」と探しに行き、単独インタビューしました。(いちばん下に動画を載せています。解説を読んでからぜひメイシンちゃんの歌を聞いてくださいね。)
ホラーゲーム還願のエンディングテーマ「碼頭姑娘」で一躍有名となった女の子は台中は彰化市(日本語読み:しょうかし)在住で今年10歳になった女の子でした!
メイシンちゃんの正体
作品中で杜美心を演じたのは、リュウ・ジーロン(劉芷融)ちゃんです。
Unique Satellite TVの記者が単独インタビューのため彰化に向かいました。
インタビューの中で劉芷融ちゃんは、最初この歌詞のイメージが上手く掴めず、お母さんと一緒に考え続けたと言っています。そして遂にコーラスのように歌う方法に辿り着いたのだそうです。
メイシン同様に、劉芷融ちゃんもテレビの歌のコンテストへの出演経験があるそうです。
残念なことにメイシンちゃんは88点しか取れませんでしたが、芷融ちゃんの平均得点は90分との事です。
「メイシンは私にそっくり。彼女も私と同じで自分の演技をみんなに見せてあげるのが好き。
彼女は私と一緒で歌うのが大好き。」
2:52あたりから制作者から依頼があった時のことについても答えています。
ホラーゲームなので、私たち子供は遊ぶことができません。
制作者は怖い話の部分について説明するのではなくて、大まかな話をしてくれました。
「美心はママの事をとても思っている。きみのママが家を出てしまって、二度と帰ってこなくなった。きみはママがどこにいるのかさえわからない」といった感じで。
インタビュアーは芷融ちゃんとパパとの関係がどうか尋ねます。
「パパとの関係はとってもいいのよ!
私のパパは警察官なの。一週間の間、毎日帰ってくるとは限らない。
パパが一度帰ってくると、私はすぐパパの所に飛んでいくの!」
劉芷融ちゃんのFacebookのファンは最初1700人だったそうですが、その後10倍の1憶7000人になったそうです。
この後Unique Satellite TVのレポートでは、エンディングテーマ「碼頭姑娘」が注目を集め、たくさんの人がカバーしYoutubeに動画をアップしている様子を伝えています。
制作秘話
5:07からはエンディングテーマ「碼頭姑娘」について台湾で著名な音楽プロデューサーの張衛帆さんにインタビューしています。
この曲の為にドイツの録音会社は19人の楽団を手配しました。
また、還願の時代感を出すため、テレサ・テンの作品の録音経験があるドラム名手の黄さんに参加してもらったそうです。
張衛帆さんが東京タワーにいたとき、黄さんから電話をもらいました。
その時東京タワー横の公園にいて、外はとても寒かったのですが、電話で40分間ドラムスティックはどれを選ぶか、どういった打ち方にするか、どのドラムを選ぶかについて話したとインタビューで答えています。
ゲームの中で登場するコンテスト番組は80年代の設定です。ドラム名手の黄さんは参加するだけでなく、その時代にサックス奏者として経験豊富な古くからの友人、林さんを紹介してくれました。
録音室で林さんのサックスの音色を聞いた時、張さんはまさにイメージ通りの音色だと思ったそうです。
最後に張さんが嬉しそうに「テレサ・テンが帰ってきた!」と言った所でVTRは終わります。
Unique Satellite TV単独インタビューの様子はこちらから!!
※ジーロン(芷融)ちゃんが歌とセリフを担当しましたが、作品中に出てくる映像はリン・ジーロウ(林芷瑈:Lin Zhi Rou)ちゃんという別の女の子のものです。
ジーロウちゃんは、日本でも知られている五月天(Mayday)のミュージック・ビデオの他、2017年の紅衣小女孩2というホラー映画にも出演しています。
劉芷融 Cindy ちゃんのFacebookページ
林芷瑈 Sunny ちゃんのFacebookページ