さて今日は、新しい企画を思いつきまして、いっちょやってやろうじゃないか!と、燃えている次第であります。
その名も「台北ぶらりMRTの旅」です。
台北・新北に住んで4年になりますが、そういえば大学とバイトの往復でまだ降りた事ない駅があるなあ。と思ったのがきっかです。
台湾全土の見どころ紹介サイトはこれまでにもありましたし、過去に参考にさせて頂いたこともあります。ですが、台北MRTの全駅を網羅している記事にはまだ出会ったことがありません。
アルバイトや面接など、用事があって行った駅の近くに何があるのかな~?とか。ご飯はどこで食べようか?とか。地理がわからない外国人からすると、毎回自分の足で探し歩くしかないんですよね。
なので、ないなら自分で作ってしまおう!と思った訳です。他の記事も書きながらになりますので、いつ全駅の掲載が終わるかわかりませんが、どうぞ気長にお付き合いください。
ご存じない方の為に台北MRTのご紹介から
読み方は、タイペイ エム・アール・ティーです。
簡単にいうと地下鉄のようなものですね。
ただし、これは外国人向けの呼び名で、通じるには通じますが、台湾の共用語では台北捷運 Tái běi jié yùnと呼ばれています。
単に捷運 jié yùn と言ってもいいですし、もちろんエム・アール・ティーと言っても通じます。
台北MRTは、台北市が管理している鉄道で、台北市から新北市まで5路線が走っています。
電車の運行間隔は、時間と曜日にもよりますが、早いときは5分毎に一本の割合で列車が来ます。電車の車体は東京で例えると都営大江戸線のように少し小さめです。そして座席は布張りではなく、すべてプラスチックのような素材で出来ています。ちなみに車内に網棚はありません。中吊り広告もありません。車内はとてもすっきりしています。
MRT駅構内では飲食が禁じられている為、お水ですら飲む事が出来ません。猛暑でやっと駅に着いた後で長時間乗るときは、少し辛い事もあります。
日本のように駅構内に自販機や売店がある駅は、大きな乗り換えが出来る駅に限られています。また、改札を入った後はそのようなものはひとつもありません。
各駅に必ず水を補給できる場所があるので、ぜひ蓋付きの水筒を持ち歩いてください。
ただ、駅も車内も綺麗で快適なので、綺麗好きな日本人はきっと気に入ると思います。
どの車両にも優先席が必ず設けられています。
見分け方は、その席だけ色が濃いか、その近くに博愛席と書いてあるのですぐにわかります。
基本的に、席が空いているときは座っていい事になっています。その席が必要になった人が来たらお譲りすれば良いとみんなわかっています。ですが、座らない人も多いです。
台北MRTに乗車するにはいろいろな料金設定があります。
と、長くなりましたので、路線と料金設定についてはまた次回書きたいと思います。
