春の大型連休のひとつ「清明節」の歴史と台湾人それぞれの過ごし方

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ブログ読者の皆様こんばんは。連休の火曜日に行ったマックのエアコン強冷大サービスの歓迎から立ち直れず、布団に入ったきりで宿題をやり終えていないマリアです。明日早起きして頑張ろうと思います。

マリアはいま大学がある新北市に住んでいて、アルバイトやお友達と遊ぶとなると台北市まで出ていくのですが、この連休の新北・台北の様子がどうだったかというと、ものすごく空いていました。

東京在住の方ならわかると思いますが、都心のゴールデンウィークって人が減るんですよね。田舎から出て来てる人は実家に帰ったり、そうじゃない人もここ数年は旅行に行く事が多いですよね。

私はゴールデンウィークの時どうしてたかというと、そんな車も人も少なくなった東京の街をここぞとばかりに堪能していました。ふだんどこかへ出かけたくても駅へ行くだけで人がたくさんいる所に住んでいるので、外に出るのが好きではないのですが、この時ばかりは嬉々として外出します。

ここ新北・台北でも同じ事が起こっていて、地元の人たちに「休みはどこか旅行いくの?」と聞くと、返ってくる答えは「別に」とか「行かない」でした。そうです、台北人は地元でのんびりすごすのです。

そうかと思うと他の都市出身の人たちは、そうそうに地元に帰ります。

私が住んでいるフロアは私以外台湾人大学生が住んでいるのですが、みんな実家に帰っていたので洗濯機も物干し場も私一人で貸し切り状態!!とっても快適でした!!

ふだん大勢の学生で賑わう大学周辺の道路やスーパーも閑散としていました。残っていたのは地元の人のほか、ほとんどが外国人留学生です。

私も日本に帰国しようと思えば出来たのですが、9連休(輔大は特別休みが多いです)だけのために飛行機のチケットを取るのももったいないので台湾に残りました。

輔大と産学連携でオープンしたスーパーマーケットが近所にあるのでよく買い物に行きますが、そこで聞こえてきたのは台湾人の中国語ではなく、中国人が話す中国語でした。6月になれば夏休みがまっているので、彼女たちも今回は帰国を見送ったのでしょうね。

そんな旧正月の次の大型連休、清明節 qīng míng jiē ですが、ここ台湾では何をするかというと、実家に家族や親戚みんなで集まってお墓参りをして、食事をする季節なのです。

わかりやすく言えば、日本で言うお盆みたいなものですかね。

日本と違うのは、日本ではお盆のあいだご先祖様が家に戻ってきて一緒に過ごすという考え方がありますが、台湾にはそういう考え方はないです。

清明節の言い伝え

秦の時代末期,項羽がついに天下を取りました。彼が故郷に戻るとき彼は両親の墓にお参りに行きたいと思いました。しかし長年の戦で墓には雑草が生え、墓碑も倒れ掛かっており、中には壊れたものや、墓碑の文字が識別不能になっているものさえありました。

劉邦は非常に悲しみ、部下ではあるものの項羽を助け墓碑を拾い起します。ですが空が黄昏た頃になっても、まだ両親の墓を探す事が出来ませんでした。

最後に劉邦は袖から一枚の紙を取り出し、手でそれを粉々に引きちぎった後、それを固く握りしめ、上を向いて祈りはじめました:「爹娘在天有靈,現在風刮得這麼大,我將把這些小紙片,拋向空中,如果紙片落在一個地方,風都吹不動,就是爹娘的墳墓。」祈り終わった劉邦はその紙の欠片を空中に巻放り投げると、一片の紙がひとつのお墓に上に落ちました。

それは風がどんなに強く吹こうとも微動だにしません。劉邦はその墓に駆け寄り、その細くぼんやりした墓碑を眺めると、思った通り項羽の両親の名前が刻まれていました。

劉邦はとても喜んで、すぐにそのお墓を整えはじめました。おまけにそれ以後、毎年清明節には必ず両親の墓にお参りに行くようになりました。

それが後に言い伝えとなり、劉邦のように毎年清明節には祖先の墓参りをするようになりました。そして小さな土の塊の上に紙の欠片が置いてあるお墓は誰かがお墓の掃除とお参りを済ませた事を意味するようになりました。

清明節はいつですか?

台湾ではまだ旧暦が使われています。清明節は、春分(旧正月)後の15日と定められています。ですのでだいたい旧暦の4月5日または6日が清明節で、今年はそれが新暦の4月5日でした。

清明節は別名「民のお墓詣り」と呼ばれていて、台湾の1935年(民国24年)に政府が国の祝日に制定したそうです。

中国の祖先を祭る歴史は長く、古代には帝王が、廟を祭る儀式があり、春秋時代には孔子の墓をお祭りする儀式がありましたが、当時は貴族に限られたものでした。秦漢時代以後に貴族が没落した頃になってはじめて、一般の民にお墓参りの習慣が広まったという事です。

清明節に欠かせない食べ物

清明節に欠かせない食べ物はいろいろあるようですが、はずせないのが台湾風春巻きの潤餅(別名春餅)で、中国福建省は閩南地域の食習慣です。

いつお墓参りしているの?

台北の人で近くにご先祖様のお墓がある人の中には、混んだ連休は避け、その前の土日にお墓詣りに行ってしまって、あとはのんびりするという人が多かったです。

他の都市出身者で、実家にまだ親戚やご両親がいて、お墓もあってという人たちは、この時期に実家に帰ることが多いようでした。

それではまた次回の記事もお楽しみに!

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