こんばんは。
日本にいるみんなの事を考えると、台湾にいても毎日心配で仕方がありません。
そこで今日は、日本人ならきっと大丈夫なんじゃないかと思う、私なりの理由を書いてみたいと思います。
靴に対する考え方の違い
ここ台湾でも、日本人は奇麗好きで有名で、好感を持たれているんですよ。
私が日本人は奇麗好きだと感じたエピソードをご紹介しますね。
語学学校で天井に飾り付けをする事がありました。私はお手伝いした事が何度かあったのですが、台湾の建物の天井は一般的に高いので、みんな手が届かないんです。
なので、机や椅子の上にのって作業する事になるのですが、日本人の私以外は誰一人靴を脱ごうともせず、そのまま上がって作業していました。
飾り付けが終わったらどうするのかなと思って見ていたのですが、ひとりも机の上を拭くことはありませんでした。机を使うので、上に置いていた物をいったん他の場所に移しておいたりしてたのですが、それも拭いていない机の上に戻して終わりでした。
これはどこの語学学校がという話ではなく、台湾ではふつうなのです。
私が通っていた語学学校はそれでもまめに掃除の人が入っているので良い方です。
大学に入ってからも、座ろうとした席に足跡が残っていた事がありました。
机の中に、鼻をかんだんだか、何を拭いたのだかわからない丸めたティッシュが入っている事は日常的にあります。
酷い時は、食べ残しや飲んだ後の紙パック容器が入ったままだったりします。
ここは小学校か?と情けなくなります。
靴跡の理由は後日わかりました。
教室の天井に取り付けてあるプロジェクター(台湾でもEPSONです!)の調子が悪くなることが時々あるのですが、そうするとITスタッフが授業中でも来てくれて、プロジェクターの下あたりにある机に靴を履いたままあがって作業をはじめるのです。
この場合も、調整が終わったらそのまま出て行きます。
靴は汚いですよ。
靴を履いて部屋に入らない。
ピクニックマット、机やテーブルの上に上がらない。
というのは、世界から見たら、日本国内だけのルールなんです。
私はアメリカのドラマが好きでよく見ますが、靴を履いたままソファーに膝を抱えて座っているシーンも見かけるので、靴ひとつで神経質になるのは日本ぐらいなんだとつくづく思います。
私の学部ではよくグループごとにディスカッションするのですが、そうすると女子も男子も机に腰かけたり、机の上に直接座ったりします。
もちろん靴を履いたまま座ります。
脚を宙に浮かせてぶらぶらしてるのならまだいいですが、机の上で体育座りする子もいます。靴底が机にしっかりくっついてます。
私はディスカッション内容よりも、そっちの方が気になって話がぜんぜん耳に入って来ません。
台湾の家の造りとして、靴を脱ぐ玄関がほぼないですし、一人暮らしだと部屋の中は靴のまま過ごす人も多いです。
台湾の建物はどこまでが玄関で、どこから部屋かが、かなり曖昧なんです。これは台湾だけではないようで、日本以外のアジア諸国はほとんどそうみたいです。
敷物の上や、部屋の中など、日本人ならふつうここでは靴を脱いだ方がいいよね?と察しが付く所でも、彼彼女たちは言われるまで気づかず靴で入っていってしまいます。
中国人のお友達と一緒に出掛けた時、新しく買った私のピクニックマットを出して「靴を脱いで上がってね」と言ったのに、「大丈夫」と言って、そのまま上がられてしまいました。
彼女は日本語もかなり話せるし、日本通でしたが、なぜ靴を脱いでといったのか、全く理解していませんでした。
私の学部は大学付属の幼稚園の中に入ったり、外部の親子館によく見学に行きます。
幼児教育に携わっている人は、衛生面にかなり敏感な人も増え、入り口では靴を脱いで、指定場所に置いてから靴下のまま中を周るように言われます。
同級生もそういった習慣に慣れてきているとは思うのですが、いくらここで靴を抜いて、ここに靴を置いてから中を周って下さいと言われても、帰る頃には靴置き場から靴を履いて、そのまま中を歩いて出て行く子が毎回決まって数人いるのです。
そんな時は、大勢の生徒が一度にワーッと出て行くので、気づかないのか、もういいやと思っているのか、誰も注意する人がいません。
私には、この人たちのやりとりの意味が、時々よくわからなくなります。
トイレに関する習慣の違い
台湾人は洋式トイレが嫌い
台湾のトイレ事情ですが、洋式スタイルのものに腰かけて座るのに抵抗がある人が多いようで、両方あった場合、かなりの人が和式を選びます。
恐らくそんな事情も手伝ってか、台湾には和式トイレがたくさんあります。
いま新型コロナがと騒がれていて、水を流すときはおトイレの蓋をしめてからにしましょうと言われていますが、和式が8~9割を占めているので、もうこればかりはどうしようもありません。
トイレの使い方は、頻繁にお掃除が入る駅などでない限り、かなり汚れていて、それが原因で大学に行くのが憂鬱になっている程です。あまりに汚すぎて、詳しくはここでは書けません。
洋式トイレは中腰で使う
更に特質すべきは、台湾のトイレは、洋式があったとしても使い方がかなり汚いという事です。
便座に黒い足跡がついている事があります。
便座がナゾの液体でびしょびしょの事があります。
びしょびしょでなくても、よく見ると水滴がおちていたりします。
日本では、女子は洋式トイレに入った時、便座の上に座るのが一般的だと思います。
女性のみなさん、お父さんやお兄ちゃん、弟が入った後のトイレって、便座下げるの面倒じゃないですか?
男女共用トイレでも、便座が上がったままのおトイレから女子が出て来るのもふつうです。知り合いの台湾人女性と一緒にでかけて、先にトイレどうぞというと、便座が上がったまま出て来ます。
私の知り合いにはトイレの使い方が汚い人は今のところいませんが、どうも便座には座っていないようです。
台湾に長年住んでみて、だんだんわかって来ました。
女子は座らずに中腰で用を足せるんです。
(聞き取り調査してないので確信がありませんが、たぶんそうだと思います。)
便座も蓋も汚いので、お掃除の人以外は、みんな触りたくないんです!
(お掃除の人、ほんとありがとう!!!)
私も目下、訓練中ですが、脚がぷるぷるしてかなり辛いです。
トイレの蓋はたいてい閉めない
蓋が閉まっている時はたいてい、開けてビックリな時です。
流せなくなったから蓋閉めて行ったのね。という状況が多いです。
その他に、元から洋式トイレに蓋がないパターンも、たくさん存在しています。
ただ台湾もすべてがそういう訳ではなくて、台湾の名誉にかけていうと、スターバックスや、日本から来たモスバーガーなどはお手洗いに除菌用のアルコールが準備されていて、店員さんが忙しくてお掃除に行けない混雑した時間帯でもない限り、かなり清潔に保たれています。
そういったお店だと、蓋を開けてびっくりも、そうそうないです。
こういうお店は、きれい好きな台湾の人たちからも人気です。
デパートや駅ビルのお手洗いはどうかというと、洋式しかない所も多いです。
ぱっと見はすごくキレイなんですが、座ろうと思ってよく見ると水滴があったりします。いろいろな人が利用するので、仕方ないのでしょうけれど。
以上のような状況なので、台湾のトイレは蓋がない確率が多く、あっても流すときに蓋を閉めるのが定着するのは、かなり先になると思います。
西洋諸国のトイレはどうなの?
このトイレ事情、日本以外のアジア地域はほぼ台湾と同じだろう事はだいたい想像がつきますが、西洋諸国はどうなのでしょうか。
アメリカではトイレに蓋はついているし、蓋を閉めるのがマナーだったように記憶しているのですが。
そこでまだ行ったことがないヨーロッパについて調べたことがあります。
あなたも、ヨーロッパ在住の旅行ライターさんや、ブロガーさんの記事で探していただけるとわかると思いますが、ヨーロッパのおトイレには便座もなければ蓋もない地域が、かなりあるそうです。
ですので、今回の新型コロナのようなケースでは、大丈夫なんだろうかと、正直少し心配でした。
「お尻だって洗ってほしい」なんてことを言って、ウォシュレットつけて、ビデつけて、音姫なんてものまで付けている綺麗好き、清潔好きな国は、どうやら日本だけのようです。
清潔好きなのか紙一重な人たち
台湾にも綺麗好きな人はいます。
私が見かけたちょっと変わった綺麗好きな人たちというのもいて、私の知り合いは、常にアルコール消毒液を持ち歩いていて、カフェで席に座る前にテーブルを奇麗に拭くようにしていました。
台湾であそこまでする人はかなり珍しいです。
たまにテーブルを拭いている綺麗な台湾人のお姉さんも見かけますが、ティッシュでテーブルを拭いて終わりです。酷いと、その拭いたティッシュは机の上に置きっぱなしで帰ります。
カフェやファストフードのテーブルにティッシュが置きっぱなしになっていても、それがテーブルを拭いたティッシュなのか何なのかわかりません。店員さんがそれを回収に来る事はほとんどありません。
たまに神経質が度を越した人がいて、両手両足に透明のビニール袋をかぶせて、その手首足首の辺りを輪ゴムでしばったまま行動する人を見かけます。あんな事するぐらいならゴム手袋つければいいのにと思うのですが、なぜか透明のビニール袋です。あの人たちは、もしかしたらちょっとした病気をお持ちの方かも知れませんが。
手洗いは2秒で済ませる?
台湾の人たちの手洗いはどうでしょうか。
前は、石鹸をつけずに洗っていたり、付けないで洗っていたり、日本と同じでそれぞれでした。
そして時々ツワモノも出現します。
トイレから出てくるなり、さーっと水道の所へ来て、センサーで水が出るタイプだったりすると、2秒浸したら、もう、それで終わりです。
手を差し出して、指先をちょっと水に湿らせただけ。
そしてその後、その手をどうするかというと、その場で大きく2回振るんです。
動作が大きいので、近くで手を洗っている私の足や、腕に水しぶきが飛んで来ます。
それが終わると彼女たちはさっと出て行きます。
私がせっかく手を石鹸できれいに洗い終わったかなと思った時に、その水しぶきを飛ばされると流石に腹が立ちます。
こういう人、駅や大型スーパーに行くと1日1回ぐらいの確率で遭遇します。
ですから、この国は新型コロナで早いうちに某国の方たちをシャットアウトして良かったと思います。そうでなければ、あの手から放たれた水滴に何がついているのか、わかったもんじゃありません。
3月に台湾に戻ってきて、さすがに水しぶき飛ばす人も減ったのかなと思って観察していますが、周りを見渡すと、石鹸で丁寧に洗ってはいるものの、最後に手を振って水気を落としている人が相変わらずいます。
国内は大丈夫という安心感なのか、習慣は急に変えられないからなのかわかりませんが、水を飛ばすのだけは本当に辞めて欲しいです。
5年住んでもまだ身体が慣れない
台湾に来たばかりの頃、よく体調を崩していました。
湿気だったり、水が合わなかったり、食事が身体に合わなかった事もあると思います。
育った環境というのはやはり大きいのです。
病院の先生に相談しても「日本に帰ったらきっと大丈夫だから、今はこれ飲んでおいて」で終わりな事がほとんどです。
語学学校時代のある日、私の体調が優れない日が続きました。先生から体調を聞かれたのですが、台湾にまだ馴染めないと嘆いたら、こんな話をしてくれました。
「そうよ、台湾は日本にはない菌があるからね。日本人は奇麗好き過ぎるから、戦争で日本に来た兵隊さんがたくさん亡くなったけど、あれほとんどは戦争はじめる前に、台湾に馴染めなくて、病気で亡くなってるのよ。」
その当時と比べたら、台湾は随分と進化していると信じていますが、緯度も違えば太陽の大きさも生息する動物、草木まで、すべてが違います。5年経ったいまでも、適応できるところと、できない所ががあります。
中国語は唾が飛びやすい言語
中国語習ったことがある方ならわかると思うのですが、中国語はその音、その音をハッキリと発声しないと、聞きとってもらえない言葉です。
日本語だと口を大きく開かなくても大抵の会話は出来ますよね。
家族なら歯磨きしながらでも、まあなんとかやり取り出来ると思うんです。
長話は無理ですが。
中国語でそんな事やるのは時間の無駄です。
口の形、舌の位置、音の高低で音が決まりますから、歯みがき中になんてぜったいに話が出来ません。とにかくハッキリ発声しないと通じないんです。
スマホやタブレットを見ていてわからない所があったりすると、先生やお友達、ショップ店員さんなどに「すいません、ちょっと見てもらえます?」ってなる事も多いんですけど、相手も話しながら操作してる場合、ほぼ7割の確率で液晶に唾とんでます。
教えてもらった感謝もありますが、それを発見するとああ、また着いてる!と焦って、相手にわからないようにこっそり拭きます。このこっそりが結構気を使います。
日本語以外の外国語はどうでしょうか?
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、スゥエーデン語、フィンランド語、ノルウェー語、ロシア語系はどうでしょうか?
インドネシア語、マレー語、ベトナム語、韓国語…。唾飛びそうなのもあるけど、どうなんでしょうね。
今回の新型コロナウイルスを予防するにはどうすればいいかって事なんですが、けっこうな皆さんマスクされてますよね。
台湾人は以前はバイク登校、通勤の子が布製マスク付けてるイメージの国だったのですが、冬休み終わって帰ってきたら、ほとんどの人が日本と同じような使い捨てタイプのマスク付けてました。
日本の医療従事者の方から聞いたのですが、マスクだけでは完全には飛沫を避けられないそうです。
専門家の先生方もテレビで仰ってます。
感染者の水分の多い飛沫が、その人のマスクに引っかかった時に防げるって。
その他はすり抜けてしまうと。
でも、お互いにマスクしていれば、飛沫が付着しない確率も上がるでしょう。
この点は、国の西洋に問わず医療従事者の間では常識のようですね。
台湾の授業でも教わりましたし、日本でかかっている矯正歯科の先生にも教えていただきました!
なので、マスクを過信しすぎるのも良くないと思うんです。
まずは正しい衛生習慣を身につける事から、それからストレスを溜めない事、なるべく規則正しい生活と、栄養をとって、しっかり睡眠をとる。
けっきょくは何事も身体の免疫力と抵抗力にかかってくると思います。
更に付け加えると、ウイルスはツルツルした所に長時間付着する特徴があるとの事ですので、エレベーターに乗らなくても済むのなら階段を使うとか、スマホやタブレットを見ながら食事をしないとか、おしゃべりしながらご飯を食べないという、ちょっとした工夫をするのも良いと思います。
階段を使う事で足腰が鍛えられ健康にもなります。
スマホやタブレットをながら見、ながら食べをしないという事は、消化にも良いですし、何よりお行儀が良いですよね。
おしゃべりしながら食べると喉にも詰まるし、食べ物が飛び出すこともありますから、口の中に入っている時は喋らない方がいいかも?
躾が煩いお家ではもちろんこれ禁止マナーなのでしょうけど、全員が守っているわけではありませんよね?仕事中話しかけられたら返事しないといけない事もありますしね。
お昼の電話番とか、お昼に仕事するのって、健康の為にも避けられるなら避けて欲しいですよね。
さて、さて、話変わってここ台湾ではどうでしょうか?
少し気になった事がありました。
台湾の人はマスクを少し過信しているのか、先日セブンイレブンに入ったら、マスクを着けたままの女性二人が至近距離で長時間おしゃべりしていました。
日本から来たファストフード店では、注文したものが出来上がると番号で呼んでくれるのですが、呼ばれて行ったら、もう渡せるように準備できている紙袋を全部一回開いてから、商品確認していました。
もう中に入っているので、顔を近づけないと見えないようで、覗き込んで、一個一個触りながら「なんちゃらバーガーと、なんたらサラダと…」とはじめたので、いくらマスクしていても衛生面でどうなのかと思ったので、自分で見るからいいですと言って、自分で確認しました。
そうしたら、この紙袋を覗き込む作業はお店の必須オペレーションだったのか、その店員さん私がいる目の前でWHY?みたいな、欧米人の真似してるの?とツッコミをいれたくなるようなポーズで他の店員さんに合図を送りはじめました。しかもずっと無言でです。
紙袋入れてから商品確認するんじゃなくて、確認してから商品入れるオペレーションにして欲しいと思いました。
もし次に行く事があれば、持ち帰りじゃなくて、店舗で食べる事にします。
台湾のオフィス街は通常営業のようで、13時過ぎてもお店にはお客さんがいっぱいです。
食事するので、当然みんなマスクなしで会話や食事を楽しんでいますよ。
大事な事なので、再度繰り返します。
マスクを過信せず、適宜手洗いを履行します。手を洗いすぎると手が荒れますから、ハンドクリームも携帯必須ですね。
そして、正しい衛生習慣を身につけ、ストレスを溜めないようにし、出来る事ならなるべく規則正しい生活と栄養をとって、しっかり睡眠をとり、免疫力と抵抗力を高めましょう!
ひとりひとりの行動が、日本の未来を変えます!!
日本人ならきっと大丈夫
日本人は逆に清潔になりすぎて、なんでも除菌殺菌しますよね。
身体に良い菌まで殺し過ぎるから、アレルギーの人が増えたんじゃないかとか、いろいろな事が言われています。
上に書いて来た具体的な例を読んでもらえたらわかると思いますが、今回の事に限っては、この除菌好き、殺菌好きが功を奏している部分がかなりあるのではないかと、素人ながら思っています。
私は蔡総統が好きですし、迅速に対応し、国民からの信頼も厚いと思います。
他国の良い所はどんどん評価すべきです。
ですが日本も、まだまだ捨てたもんじゃないと思うんです。
国の規模や人口から考えてみても、日本国民はよくやっているし、大したもんだと思います。
もしあなたが台湾など他の国と比べてばかりいるのであれば、卑下するのではなく、こんなに素晴らしい所があるのだと、もっと誇りに思って欲しいと思います。
そしてこれから先も正しい衛生習慣を国民ひとり一人が実践し続けていけば、未来は良い方向へ変わっていくと私は信じています。
メガネっ子が多い台湾
ひとつ台湾にも強みがあるとすれば、台湾の人たちはふだんメガネをかけている人が多い所かもしれません。
新型コロナウイルスは目からも感染すると、指摘されています。
私は前はコンタクト派だったのですが、これを機にメガネっ子になりました。
台湾の人たちがコンタクトにする時は、特別な日だったり、彼氏彼女が出来てお洒落に目覚めたからだったりします。それでも365日コンタクトにする事は少なくて、一年の中で考えるとメガネをかけている時間が多い人が大多数だと思います。
コンタクトの方が行動するのに便利な時もありますよね。
今後はコンタクト+伊達メガネなど必要に応じて使い分けるのも良いかもしれません。
私たちみんなの未来が、より良いものになりますように!
日本の新型コロナウイルスのフェーズは変わったと思う(3月26日追記)
台湾はいち早く中国からの入国者禁止に踏み切りました。
その成果も出ていて、たくさんの人から評価されています。
ですがその台湾でも、ここ一週間ぐらい急に感染者数が増えています。
感染者数は日に19人だったり、26人だったりと、まとまって判明しています。
感染者の内訳を見ていると、緊急事態宣言が出された国からの帰国者が他の人に感染させているケースが殆どです。
感染は家庭内だけでなく、高校、大学、大学院といったコミュニティの中で広がっています。
これは人と人の距離が近い事を意味していると思います。
日本も特定の地域をのぞいては、感染者数が少なく抑えられていました。
ところが日本は入国禁止地域の対象国のエリア及び対象国の拡大が遅かった事と、帰国者に対して適切な対応をとっていなかった事が合わさって、知らぬ間に今日の状態まで感染が拡大して行っているものと推測します。
私のふるさと東京では、とても悲しいことに1日に47人もの感染者が判明するという急激な増え方をしています。
素人ながら、これはもうおかしいと言わざるを得ません。
明らかにフェーズ(段階)が変わりました。
自分だけは大丈夫だと高を括っているあなた。
あなたはもう少し現実を見た方がいいです。
新型コロナウイルスは我々がはじめて相手にする、まったく新しいウイルスなのです。
若い人でも自分でも知らない持病があった場合、大変な事になるでしょう。
安全なワクチンに新薬が開発されるまで、我々はなんとか時間稼ぎをして生き残らなければならないのです。もう少し真剣に考え、まずは身の安全をはかりましょう。命さえあれば、人生いくらでもやり直しがききます。
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